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2018/11/29
シストレ活用事例

ループイフダンすくみ系の長期の運用のためには、無理をしないことが重要です。【SSS】

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アイネット証券のループイフダンを「すくみ」の形で設計することにより、上下どちらに動いても利益確定をすることが出来ます。

 

アイネット証券ではループイフダンというFXの自動売買システムを提供しています。このシステムは自動でFXの売買を行ってくれます。

例えば、ループイフダンB100 (USD/JPY) であれば、100銭毎に円でドルを買い、100銭上がったところで、自動で売るシステムとなり、どのような相場の動きがあっても、相場が動いていれば売り買いを繰り返してくれます。売り買いは自動で行われるため、一度システムを動かしてしまえば、淡々と利益を出し続けてくれます。

このループイフダンを「すくみ」の状態で設計するとは、じゃんけんのようなイメージで、グー、チョキ、パーと一つが勝ち、一つが負け、一つがあいことなる状態を指します。このすくみの状態になるように、ループイフダンを仕掛けることができます。つまり、円でドルを買い、ドルでユーロを買い、ユーロで円を買えば、3つの通貨のペアでの3すくみとなります。この3すくみは、一方的にどれかの通貨が暴落したとしても、他の通貨は価値が上がっていますし、また価値が相対的に同一な通貨ペアもできます。

このように、常に利益が生じつつ、常に含み損が生じつつ、常に特に値動きがないような状態をループイフダンで作り出すことができます。

つまり、上下どちらに動いても利益確定をすることが出来るようになります。

 
 

すくみを長期で運用していると、外側の損失が大きなポジションが出来てきます。それに負けることだけが課題となります。単純明快で「仕掛けた範囲が狭い」ということを意味します。

 

すくみを長期で運用していると、ある通貨ペアが一番外側になった時に、含み損が大きめのポジションが出来ることがあります。このポジションは相場が逆に走り、戻ってこれば利益に確定されていくのですが、戻ってくるまでに大きく損失が増えてしまうことが、ループイフダンで失敗する唯一のパターンです。

この失敗は物凄く単純な式で表されます。

値動き>仕掛けた範囲

これだけです。値動きがループイフダンに入金した証拠金、その証拠金でループイフダンを「すくみ」の形で動かした場合の、仕掛けた範囲を超えてしまった場合に、含み損が証拠金を超えてしまい、失敗となります。それまでは含み損は拡大していっても、その後元に戻れば半永久的に利益が出続けます。

もし最初にトレンドが発生し、一方的な値動きとなっていても、すくみであれば、3分の1は常に確定利益を出していますので、一方的に上がり続け、利益が出続ける通貨ペアが存在するはずです。そのため決済利益が生じ積み立てで資金が増えています。決済利益が生じ続ける状態を続けること、つまりは仕掛けを広く持ち、その間で値動きが起き続けるように動かすことが最も重要になります。

 
 

仕掛ける範囲を増やすためには時間を稼ぎましょう。

投資を始めるときに最も重要なのは、資金管理です

これは投資の中だけで考えを終わらせなくとも、給与所得やその他の所得から得られる資金も含めた総合的な判断をしていけばいいと思っています。

FXは証拠金という信用を用いて、証拠金の何倍もの通貨量を動かせるシステム、つまりレバレッジをかけられるシステムを採用しています。これは自己資本だけでなく、借金からも投資ができるということになります。借金を通常運用する時には、返していくのが普通だと思います。FXの証拠金の考え方も同じ手法を使ってもいいと思います。

つまり、先にすくみを大きめに仕掛け、その仕掛けた範囲を出る前に、少しずつ給与所得やその他の所得から入金をすることで自己資本利益率が増し借金を返していく方法です。例えば、レンジの中央値付近で動いている際には特に入金等をせず、ただ日々ループイフダンのすくみが稼いでくれているのを見守り、レンジからトレンドが出来たときに淡々と月数万円の入金を行い、証拠金を増やしていくなどをすることで、より広い範囲を耐えることが出来る仕掛けが出来ます。

この仕掛けを作ってしまえば、先ほどの式、値動き>仕掛けた範囲を、常に維持することが出来ますので、安定して利益が積みあがっていくでしょう。その安定感は超長期にトレンドが発生したのちに、再度逆トレンドが発生した時に完成に近づきます。

ドル円ならばドル高に大きく振れた後、円高に大きく振れて、その中央値に来た時に両端の含み損が気になりつつも、内部のレンジ内でずっと利益が発生し続けます。先のトレンドが大きければ大きいほど、中央の利益発生する場所が大きな範囲となりますので、より安定感が増していきます。

時間を稼いで仕掛ける範囲を増やしていくことが大変重要だと思います。

 
 

無理をしないことが勝つために重要です。

以上のイメージを考えますと、達成すべきことは、欲を出しすぎない、多く張りすぎない、証拠金に対して無理をしない。

これを守っていれば、すくみの範囲が常に値動きを取り囲み続け、利益が出続ける状態ができると思います。

理想的にはレバレッジ1倍まで資金効率を落とすことが重要ですが、そこまでいかなくとも、FXの有効な手段であるレバレッジを活かして、自己資本だけではない借金を含めた投資元本で大きめの利益を狙いつつ、それでも無理をしないことがループイフダンで勝つために重要なことだと思います。

とくにすくみならば利益は常に確定されていく手法ですので、この確定利益が積み立てられる時間を稼ぐためにも、無理をしないことが極めて重要な投資手段となると思います。

 

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著者プロフィール
SSS
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。