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2018/05/18
シストレ活用事例

システムトレードの魅力【芳賀浩一】

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システムトレードの魅力

FXにはループイフダンなどのいわゆる「リピート系」と呼ばれるものから、ストラテジー(自動売買プログラム)を選択する「ミラートレーダー」や、MT4というプラットフォーム上で稼働する「EA」など、多種多用なシストレ(自動売買)が存在します。

こういったシストレはここ数年で人気が急上昇していますが、その背景にある魅力としては『時間に縛られない』『トレード技術に依存しない』『人為的・心理的なミスが発生しない』という三点が挙げられると筆者は考えています。

この記事では、そんなシストレの魅力について語っていきたいと思います。

※この記事では自動で売買が行われるものをシストレと呼ぶものとします。(シグナルを出すだけで売買を手動で行うものを除く。)

時間に縛られない

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シストレの最大の魅力は何と言っても「一度設定してしまえば、後はほったらかし」で利益を生んでくれることでしょう。

ループイフダンなど、サービスを提供しているFX会社のサーバー上で稼働するものであれば、PCの電源を落としても24時間自動で取引してくれます。(MT4などPC上で稼働するものは電源を入れ続けるか、VPSと呼ばれる仮想PC・サーバーなどの有料のサービスを利用する必要があります。)

ですので、四六時中チャートを睨みながらPCに張り付いている必要なんてありません。仕事をしている間も、飲み会に参加している間も、寝ている間も、マーケットが開いている限り自動で利益を生み続けてくれます。

「忙しくて時間がない」「趣味に時間を使いたい」なんて方にとっては非常に大きなメリットではないでしょうか。

もちろん専業トレーダーだって睡眠も取らず昼夜トレードを行える訳ではありませんから、絶好のチャンスを逃さないというメリットがあります。

また、裁量トレードとシストレを組み合わせることで労力を掛けずに手法を分散できるという恩恵もありますね。

トレード技術に依存しない

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極端な言い方かもしれませんが、設定を真似てしまえば誰でも同じトレードが出来るのがシストレの特徴です。億トレーダーでも、投資経験ゼロの素人でも、同じ設定で運用すれば全く同じ成績になります。

とはいえ、シストレなら知識は必要ない!とは言うつもりはありません。シストレも玉石混交ですから、良いものを見抜く為にも、正しく運用し続ける意味でも、確かな知識はあるに越したことはありません。

例えば初心者が陥りがちなパターンとしては『勝率99%(※)』に引っ掛かるとか、ちょっと負け込んだ時に狼狽して稼働を止めてしまうとか。

※勝率99%:限界まで損切りを行わず、取引回数としては確かに負けがほとんど無いが1回の損切りで99回の利益を全て消し飛ばすようなシステム。利小損大、コツコツドカンの極み。

そういった意味で、ループイフダンはロジックが非常に明快なので、含み損への理解と証拠金管理さえできれば初心者にも安心して使えます。

人為的・心理的なミスが発生しない

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シストレは一度設定してしまえば、あとは人が操作することなくルールに則って機械的に淡々とトレードが行われます。

その為、『うっかり売買逆のボタンを押してしまった』といった人為的ミスや、『ゴールデンクロスで買うルールだけど、なんか勢いがないからダマシっぽい気がする・・・』といった心理的要因によるブレを無くすことができます。

特に決済における心理的な影響というのは大きく、人間の心理は『利益は早く確定させたい、損失は確定させたくない』という方向に働くもの。これが利小損大を招きます。

一回一回の取引に焦点を当てれば結果的に利益が出ることはありますが、正しい設定で運用できているシストレにおいては、ルール外の取引をすることは期待値を引き下げることに他なりません。

裁量トレーダーの中にもルールを決めて黙々とトレードをする方がいますが、迷わず・間違えずに続けるのは相当な訓練と自信が必要なものです。

おまけ:手数料が安い

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上記三項目ではシストレという概念の全般的な魅力について触れてきましたが、個々のサービスにまで視点を向けると、普及した理由の一つには手数料の安さが挙げられるでしょう。

サービス提供者側のサーバーで稼働するサービスというのは、通常の裁量注文に比べてFX会社などの負担が大きい。言ってしまえばカネが掛かるので、当然その分のコストをどこかで回収する必要があります。

多くのサービスではスプレッドを広めに設定するか、スプレッドに手数料を上乗せすることでそのコストを賄っています。

ループイフダンのスプレッドは、ドル円で2.0銭。裁量トレードでのボリュームゾーンは0.3〜0.5銭程度ですから、1.5〜1.7銭程度割高と言えます。

では果たしてこれが高いのかと言うと、余程狭い値幅の利益を狙う設定でもない限り収益に与える影響よりも自動で取引をしてくれる恩恵が遥かに勝る、と筆者は思っています。

ループイフダンはシストレの中でも取引コスト(手数料)が割安な部類ですが、他のサービスを見てもメジャーな通貨ペアであればスプレッドにして10銭未満というのが主流。

サービスの便利さに対して手数料が割安。これはシストレの魅力であり、人気の理由ではないでしょうか。

(月額利用料などではなくスプレッドに埋め込みという形なので手数料を払ってる感が少ないという側面もあるのでしょうが。)

まとめ

長々と語りましたが、結局シストレの魅力というのは『寝てても自動で収益』という一言に尽きると思います。

多くの方がそうかと思いますが、筆者も収入を得ることを目的としてトレードを行います。

そして得た収入は趣味や旅行などに使っていきたい。その為にはお金だけでなく時間も必要ですから、トレードが忙しくて趣味の時間がない!なんてなったら本末転倒な訳です。

トレードが手段であるならば、そこに掛ける労力は小さい方がいい。ならば、シストレこそ最適な選択肢なのではないでしょうか。

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