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2017/11/23
シストレ活用事例

結局どれがいいの?使いやすいFXシステムトレードを評価してみた

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結局どれがいいの?使いやすいFXシステムトレードを評価してみた

あらかじめ売買ルールを設定しておくことで、タイミングが来たときにコンピューターが自動的に売買してくれるシステムトレード(シストレ)。本業が忙しいサラリーマンや主婦トレーダーの強い味方です。しかし、「結局シストレってどれがいいの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。今回は、人気のFXシステムトレードを評価するとともに、シストレの種類や賢い使い方を紹介します。

システムトレードの4分類

シストレソフトは、「自動売買系」、「システム系」、「システム&裁量系」、「配信サービス系」の4種類に分類できます。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

自動売買系

プログラミングによる売買判断はもちろんのこと、FX業者への発注も自動的に行ってくれるソフトです。一度プログラミングしてしまえば、あとは完全放置で取引ができるので、本業が忙しいサラリーマンや主婦の方にもお勧めです。ただし、ソフトによってはパソコンを常時起動しておかなくてはいけないものもあり、自宅でやる場合は電気代が気になってしまうかもしれません。

システム系

売買判断だけをシステムが行い、FX会社への発注は手動で行うソフトです。本業が忙しいサラリーマンや主婦トレーダーの場合、「朝イチで発注する」というように、あらかじめ決めた時間帯に取引をすると使いやすいでしょう。手動で発注しなければならないのが少し手間ですが、システムからの指示をもとに売買注文を出すので、パソコンを常時起動しておく必要はありません。

システム&裁量系

投資家が自分の意思でタイミングを決める取引のことを「裁量トレード」といいます。こちらは、システムによる売買判断は行うものの、最終的な取引判断は投資家の意思で決める、というものです。「システム系」と「裁量トレード」のいいとこ取りをしたタイプです。「シストレに任せきりの取引ではつまらない」という上級者の方にお勧めです。相場が大きく動く局面でも柔軟に対応できる代わりに、チャートを常に眺めている必要があります。

配信サービス系

メールなどで配信される相場情報をもとに、裁量トレードを行うタイプです。情報配信は定期的なものと不定期に行われるものがあります。情報が配信されてから取引をするまでにタイムラグが発生するので、リアルタイムでのシストレには不向きといえます。

FXフリーソフトの王道!世界で人気の「MetaTrader4」

FX自動売買ソフトの代表格として知られているのは「MetaTrader4」です。この「MetaTrader4」をベースにしたシストレは、国内外の業者から数多く提供されています。優れたテクニカル分析やチャートツールを標準装備しているのが特徴で、豊富な機能を無料で使えるのも魅力です。

難しいプログラミングは不要!初心者にも優しい「Mirror Trader」

「Mirror Trader」は、裁量トレードと自動トレードの両方の機能を備えたWebベースのプラットフォームです。難しいプログラミング知識は一切不要で、初心者でも簡単にシストレを始められるツールとして人気を集めています。

最近人気急上昇中の「リピート系」とは?

最近、FXの売買プログラムのなかで人気が急上昇しているのが、「リピート系」(連続発注機能)と呼ばれるものです。こちらは、ユーザーが設定した条件をもとに、プログラムが自動的に一定の値幅で売買を繰り返してくれるサービスです。自分でルールを設定しなくてはならないので少しだけFXの知識が必要になりますが、条件設定のための情報はFX会社が配信してくれるため、初心者の方でも利用することは十分に可能です。取引の仕組みがブラックボックス化しているシストレに比べて、ロジックが明快で、「勝つルールが分かりやすいこと」も人気の一因といえます。一定の値幅での取引になるため、大儲けは難しいかもしれませんが、コツコツと取引を続けたい方にはお勧めです。

シストレって必ず勝てるの?

「絶対に勝てる」シストレがあったら、トレーダー全員が導入しているはずです。シストレを導入したからといって過信するのではなく、まずは裁量トレードでFXに慣れ、「より効率的に儲けたい」となったときに、トレードのタイミングを見極めるツールとしてシストレを活用したり、リピート系を導入したりすべきです。

参考:

【混同厳禁】FX自動売買「シストレ」と「リピート系」の違いを解説|マネーポストWEB

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