収入アップの選択肢はたくさん！　おすすめの副業とは？

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政府が働き方改革の一環として、副業を推奨するようになったのが2017年から2018年にかけてのこと。それ以来、実際に副業を始めた人は、どれくらいいるでしょうか？　興味はあるけど、まだ始めていないという人も多いでしょう。この記事では、おすすめの副業や注意点について、整理してお伝えします。

1.本業以外にも、収益の柱を作りましょう！
2.しっかり稼げる！副業のいろいろ
3.無断はいけません！　副業で気をつけたいこと
4.まとめ

本業以外にも、収益の柱を作りましょう！

政府の副業推進に応じて、大手企業をはじめ多くの企業が副業を解禁しました。この流れは、年功序列、終身雇用が崩れ去ありつつあることを意味します。会社に尽くせばお金がもらえる時代は終わり、自分の力で稼がなければならなくなったのです。そんな時代ですから、自分のスキルを活かして、2つ目、3つ目の収益源を作り、収入を増やすことが重要だと考えられます。

さらに、そのお金を中長期の投資に振り向けることで、お金がお金を生み出す資産形成の仕組みを作ることも可能です。いろいろな手段で稼いだお金を投資に回すことで、さらに資産を大きくすることができるのです。

しっかり稼げる！副業のいろいろ

副業には、簡単なお小遣い稼ぎのレベルから、自分の知識やスキルを活かすことでお金が稼げるものまで、さまざまな手段があります。ここでは、しっかりとした金額を稼げる可能性のある副業に、焦点をあてて紹介します。

投資

投資は、お金にお金を稼いでもらうという、副業の究極系です。

投資の種類には、株式、投資信託、FXなどがあります。投資で稼ぐためには、金融商品に対する知識は必要ですが、必ずしも高度な知識を要するわけではなく、要点さえ掴めば有利に取り組める投資もあります。ここでは、一般的な金融商品の概要をまとめます。

尚、投資はあくまで自分の資産の話ですので本来の副業にはあたらず、副収入を得たり、老後資金の備えとして捉えられます。つまり、後述の勤務先での副業規定には該当しない場合がほとんどです。この点も大きなメリットとなります。

投資の種類と概要

＜株式＞
株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、株価の値上がり益（キャピタルゲイン）、配当金や株主優待（インカムゲイン）などの利益の獲得を目指すことです。利益の狙い方はさまざまで、株価が安いときに購入し、高くなったら売却するキャピタルゲイン狙いの方法もあれば、配当金や株主優待を狙って株式を長期保有するインカムゲイン狙いの方法もあります。前者は株価を読む力が必要なので、知識や経験が問われます。初心者にとっては、後者のほうが取り組みやすいでしょう。必要資金としては、100万円以上必要な株式もあれば、数万円以下でも買える株式もあります。

＜FX＞
外国為替証拠金取引のことで、米ドルやユーロなどの通貨の値動きを対象に、差金決済取引を行います。差金決済取引とは、現物を取引するのではなく、値動きの結果として生じる差金分の金銭をやりとりするという取引形態です。最大25倍のレバレッジを利用することができ、用意した資金の額面以上の取引が可能となります。これにより、資金効率を高めた運用ができます。

＜ループイフダン＞
ループイフダンは、リピート系と呼ばれる投資戦略です。一定間隔のレートで売買を繰り返す（ループする）戦略で、一度設定したら24時間自動で注文が行われます。FXは細かいレンジ相場を作りながら変動する為、一定の値幅の間を行き来する性質があります。

そのレンジの中で値動きに応じて売買が繰り返され、コツコツと利益が積み上がる仕組みです。一度設定してしまえば、後は特別にすることはない（放置することもできる）というのが、副業向きである理由の1つです。

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スキル系副業

＜在宅副業＞
自分の知識やスキルを活かして、副業をしやすい環境になりました。仕事を依頼したい企業と、仕事を請け負いたい希望者をマッチングするサービスが、多くなっているのです。在宅副業や、「クラウドソーシング」などの単語で検索すると、さまざまなサービスが見つかるでしょう。

それらのサービスでは、プログラミングやコーディング、ライティング、デザインや動画編集など、多岐にわたる副業の案件が揃っています。本業が終わってからや、すきま時間、土日などに副業することができるでしょう。案件によっては決して少なくない金額を稼ぐことができます。

＜アフィリエイト＞
アフィリエイトとは、自分のブログやサイトで商品を紹介したり、広告を掲載したりして、それらを経由して商品が購入された場合に、報酬が得られるという仕組みです。アフィリエイトは、業種によって報酬単価の格差が大きいです。例を挙げると、結婚相談所やスクール系、金融機関の口座開設は単価が高く、化粧品や健康食品などは単価が低いと言われています。

アフィリエイトでは、記事の内容や、投稿数が重要だとされています。すぐに報酬が得られるわけではなく、自分のメディアを地道に育てていく根気が求められます。

無断はいけません！　副業で気をつけたいこと

会社の副業規定を確認

副業時代を迎えたといっても、副業を可としない企業も多くあります。自分の会社が、副業をして良いのか、禁止なのか、あるいは明文化していないのかは、就業規則（副業規定）を確認するといいでしょう。ただし、昨今の副業解禁の流れに、就業規則の変更が追いついていない場合もあります。

または、副業禁止だとしても、その範囲が厳格に定められていないかもしれません。そのようなケースでは、担当部署に、正直に掛け合うといいでしょう。
一番いけないのは、無断で副業を行うことです。

確定申告について

給与所得者（サラリーマンなど）で、給与所得以外の所得が生じた場合、確定申告が必要です。副業の収入は、主に雑所得の扱いとなります。

よく「雑所得20万円以下は申告不要」ということが言われますが、それは所得税の申告に関してで、実際には住民税の申告が必要になります。
基本的に1円でも雑所得があれば、確定申告する必要があります（年末調整のみで納税が完了する人は、申告不要です）。
仮に、無申告状態でいると税法違反となり、刑事罰の対象となる可能性もあるので、注意が必要です。