コロナショックの為替への影響とFXで利益を得る具体的な方法【鈴木拓也】
こんにちは、元メガバンク為替ディーラーの鈴木拓也です。
コロナの影響で各国のGDPは落ち込みをみせています。経済活動は少しずつ再開されてきていますが、以前の経済状態に戻るまでにはかなりの時間がかかりそうです。
そんな中、減収分を「FX」(外国為替証拠金取引)で補おうと考えている人も多いのではないでしょうか。今回はコロナショックが為替にどのような影響を及ぼしたのか、そして今後FXで稼ぐための方法についてお伝えしていきます。
【今回の記事でわかること】
・コロナショックの為替への具体的な影響
・コロナショックが落ち着いてきてからFXで利益を得る方法
コロナショックの為替への影響
2020年に入り猛威を振るったコロナウィルスによって、緊急事態宣言やロックダウンなど多くの人が想像していなかった事態に陥りました。「米ドル」、「日本円」、「ユーロ」はどのように変動していたのでしょうか?
ドル円のボラティリティが高かったのは一時だけ
ドル円(USD/JPY)は2月21日の時点では1ドル112円18銭をつけています。急落していくのはこの後からになります。日経平均株価は2月12日の23,861円以降下落していくので、株価の方が先に動いています。
ちなみに同月の28日には北海道で緊急事態宣言が発令されました。緊迫感がどんどん増している時期です。2月21日からの急落ぶりは激しく、特に週明けの3月9日には大きな窓を開け、101円18銭まで安値を更新しました。ここ2年間ボラティリティ(変動率)が低かっただけに、ストップロスも高めに設定していたトレーダーが多かったのではないでしょうか。
ただし、3月9日が底で、急速にドル高に振れ、3月24日には111円71銭まで回復しています。3月12日にはWHOより正式にパンデミック宣言がありましたが、すでに織り込み済みだったことと、様々な金融商品が下落していく中で、信用度の高いドルに現金化する動きが世界で起こったからです。これまでのリスクオフの円買いが覆った瞬間です。ただし日経平均株価は安値を3月19日まで更新し、16,500円台で底を打っています。
ドル円は急激な下落、上昇をし、5月6日にまた106円割れまで下落しましたが、そこからは107円から108円のもみ合いの状態が続いています。日経平均株価も2万円台を回復し、NYダウも一時期は18,500ドル台まで急落したものの24,000ドル台まで回復し、落ち着きを取り戻している状態です。
ユーロ安は継続中
ユーロについては、イギリスのハードブレグジットの問題を抱えており、ただでさえユーロが不安定な中、コロナによって大きなダメージを受け、さらにユーロ安に拍車をかけています。3月9日にはユーロドル(EUR/USD)は1.149ドル台でしたが、3月23日には1.063ドル台まで下落、その後1.114台まで反発しましたが、また下落しその後は1.10ドルがレジスタンスラインとなって上値が重い状態が続いています。
3月の大混乱の時期を脱した今、ドル・円・ユーロを比較すると、コロナ前よりも円高の水準になっており、ドルとユーロではドル高の水準です。ただし市場はドル高に少しずつ傾いてきています。今後注目すべき点は各国の経済活動がどれくらいの規模で再開されていくのか、経済を立て直すためにどのような金融緩和が実施されるのかという点でしょう。コロナウィルスのワクチン開発の状況もリスクオンには不可欠な要素になってきます。
コロナショックの為替への影響のポイント!
・3月のボラティリティは高かったが、その後はもみ合いが続いている
・ユーロ安は継続中で、ドル円はややドル高に傾きつつある
★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★
FXで利益を得るためのシステムトレード「ループイフダン」
それでは2020年後半に向けて、FXで利益を得るためにはどのような方法が有効なのでしょうか?
今はスワップポイントではなかなか稼げない
FXでは政策の金利の差を利用して利息を得ることができます。これをスワップポイントと呼んでおり、ポジションを保有しているだけで毎日受け取ることができる点が特徴です。これまではアメリカの政策金利が高かったためにプラススワップも期待できましたが、2019年7月以降は相次いで利下げを行っており、2020年のコロナショックによって3月にはついに0.25%まで引き下げられました。メジャー通貨の金利差はほとんどありません。
さらに高い金利が魅力の南アフリカ、トルコ、メキシコといった新興国も利下げが続いています。日本の政策金利は相変わらずで、金融緩和といってもマイナス金利の深掘りは難しい状態ですから、日本と他国の金利差は確実に縮まっています。大手のブローカーD社のスワップポイントは、ドル円のロングポジションで1円しかプラススワップが付与されない日が続きました。やや打開されてきましたがそれでも1Lot(1万通貨)で10円ですから、スワップポイントに期待してポジション量を増やして長期で保有しても稼ぐことは難しいでしょう。
トレンドを見極めてシステムトレード
ここは積極的な取引で為替差益を狙っていく必要があります。しかし、取引を繰り返すためにはパソコンやスマホに映るチャートを見続けていなければなりません。いくらリモートワークが主流になってきたとはいえ、そのようなことをしていたら本業の仕事の成果が下がってしまいます。負担なく、たくさんの取引をしていくためには「自動売買ツール」による「システムトレード」が最適です。
記事:FX自動売買おすすめランキングベスト4!実績比較で儲かるソフト
その中でも個人的に初心者の方におすすめは、「アイネット証券」が提供している「ループイフダン」です。
ループイフダンであれば、「通貨ペア」の他、「買いか売りか」、「値幅」、「取引数量」、「最大ポジション数」を設定しておけば、後はすべて自動で売買を繰り返してくれます(損切りも設定できます)。これだとシステムトレード初心者でも扱いやすいですし、「ループイフダンランキング」も掲載されており、どの通貨ペアでどのくらいの値幅だと利益が出せるのかといった情報の他にも「決済損益」や「最低必要資金」も表示されていますので目安になります。
ループイフダンは、トレンドに乗っている状態だけでなく、もみ合いの状態(レンジ相場)でも利益を積上げていくことが可能ですが、トレンドに逆行してしまうとナンピンでどんどん含み損が膨らむか、ナンピンと損切りの繰り返しになってしまいますので、トレンドの見極めは重要です。毎日のように政治情勢も経済情勢も変化していきますので、情報の入手や分析はやはり必要です。今年はなんといっても「11月にはアメリカで大統領選挙」が行われます。大統領選の年はドル高のトレンドが発生しやすい傾向にありますが、中国とアメリカの関係には要注意です。一度の急落で強制ロスカットにならないように、余剰資金には余裕を持って取引していきましょう。後はループイフダンがチャンスを逃さずに自動で取引し続けてくれます。
トレンドを見極めてシステムトレードのポイント!
・スワップポイントはほとんど期待できない
・トレンドを見極めてループイフダンでシステムトレードが最適
コロナショックの為替への影響とFXで利益を得る方法のまとめ
各国が金融緩和で経済の立て直しを計っている今、長期のスワップトレードではなく、短期の売買で利益を出していけるかどうかがFXで勝つための鍵を握っています。情報には敏感になりつつも、取引にかける時間をなるべく省略し、効率良く稼ぐためにループイフダンのシステムトレードを有効活用してください。
当サイト限定キャンペーン
ループイフダンの詳しい戦術については、タイアップ無料教材「ループイフダンで稼ぐ技術」をご利用下さい。
以下のリンクから新規口座開設をし、10万円以上の入金をされた方に配されます^^
ループイフダンで稼ぐ技術の詳細は以下のページをご覧ください。
FX自動売買の教科書「ループイフダンで稼ぐ技術」をプレゼント
★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★
【注意事項】
・記事内の「使用している人の80%以上が利益」については、2018年3月31日時点で口座残高があり、1年後の2019年3月31日時点にループイフダン口座で運用中のお客様を対象とし、その中で為替差損益とスワップ損益により有効証拠金が増えたお客様の割合を調査した結果となります。(当社調べ)
・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。
・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。
・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。