トルコリラ円の見通しとFXスワップポイントで稼ぐ方法【2020年】【鈴木拓也】

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こんにちは、元メガバンク為替ディーラーの鈴木拓也です。

トルコリラは高い政策金利によってスワップポイントも高めの設定になっており、長期間保有するスワップトレード向きです。今回はそんなトルコリラ円の「2020年の見通し」と「稼ぐためのポイント」についてお伝えしていきます。

【今回の記事でわかること】
2020年のトルコの注目点
2020年のトルコリラ円は買いか売りか



2020年のトルコの注目点

2020年のトルコリラ円がどう変動していくのか、その予測にファンダメンタルズ要素は欠かせないでしょう。トルコの経済情勢や地政学的リスクについて確認していく必要があります。

利下げが続く政策金利の行方

トルコの政策金利は2018年9月に24.00%となり、2019年6月までその状態が継続しましたが、2019年7月から利下げが続いています。同年12月には一時期の半分の12.00%まで引き下げられ、2020年最初の政策会合ではさらに0.75%の引き下げで11.25%となりました。一方でインフレ率は10%を割り込んでいた状態から、2019年12月には11.84%と上昇しています。トルコ中銀は「予測の範囲内」と発表し、今後の利下げについては「今後の見通しを考慮して、節度ある利下げを行う」としています。

エルドアン大統領は不動産や建設業を活気付かせるために政策金利を1ケタまで引き下げることを希望しています。ただしアメリカの格付け会社であるムーディーズは、現状のインフレ率と政策金利を比較し、実質金利がマイナスになっていることを指摘。政治圧力によって過度の利下げになっており、トルコ中銀の信頼を揺らがせているとコメントしています。よって利下げはこのあたりが打ち止めという見方が濃厚です。

実際に利下げが続く中でトルコリラ安は進んでいます。2018年11月に1リラ21円台まで上昇したものの、その後は下落基調で、2019年5月には1リラ18円を割り込みました。その後も1リラ19円のレジスタンスラインに近づくと反発する相場が続いています。利下げが落ち着けばトルコリラ高に傾く可能性も大です。

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トルコの政策金利のポイント
2020年1月まで利下げが続いている。今後、この流れがどうなるのかに注目!

なんといってもアメリカとの関係が重要

2020年1月のトルコ中銀の発表によると、「景気回復は続いている」としています。しかし設備投資は縮小しており、さらにドイツを中心にEUの景気が減速傾向であることからEUからの需要は圧迫している状況です。また、在庫調整によって輸入が減少したことで経済収支は改善されてきましたが、今後は「緩やかな推移になる」(悪化する可能性もある)とのことです。

トルコの経済情勢は緊急事態ではないものの、やや警戒は必要というところでしょうか。
それ以上に問題なのが「アメリカとの関係」です。G20大阪サミットではお互いに歩み寄りが見られたトランプ大統領とエルドアン大統領ですが、ロシアから購入したS-400ミサイルシステムを巡る問題で関係が悪化しています。このことで2019年12月のアメリカ上院では対トルコ制裁が可決し、市場がリスクオフに傾いてトルコリラが急落しています。トルコとしてもロシアとの関係もあり、そう簡単に譲れる話でもないようです。今回の制裁可決はまだ牽制のような段階ではあるものの、話がこじれていくと地政学的リスクは高まっていくでしょう。トルコはすでに11月の段階で、首都アンガラにおいてS-400のテストを実施しています。この状況下で2020年になって両者の関係が改善するのか、悪化するのか、その行方によってトルコリラの価値も大きく変わっていくでしょう。

トルコの地政学リスクのポイント
トルコがアメリカに妥協して歩み寄るのか、両者の関係に注目!



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2020年のトルコリラ円は買いか売りか

2010年に1トルコリラ62円台から2017年にかけて30円台まで暴落。そこからさらに2018年にかけて16円台まで急落し、10年前の4分の1まで円高トルコリラ安となっていますが、2020年は買いと売りのどちらが稼げるのでしょうか。

レンジ相場が続くのであればループイフダンの買いが狙い目

2019年のトルコリラ円は、利下げや地政学的リスクの影響を受けながらも1トルコリラ17円後半から19円の間を上下しているレンジ相場です。下落基調でもなければ上昇基調でもない状態が続いています。

スワップポイントが特に高いアイネット証券では、トルコリラ円のスワップポイントが1万通貨のロングポジションで40円(1月29日時点)となっています。ショートポジションだとマイナス60円です。トルコリラ自体が今は安いので、レバレッジ25倍であれば1万通貨はおよそ7,200円で保有できますから、ポジションの量が増やしやすいですし、その分だけスワップポイントの利益も増えます。資金に余裕があればB50で回していきたいところです。

また、スワップポイントでずっとポジションを保有する以外で、為替差益も狙いたい方は、自動売買のループイフダンがおすすめです。

記事:ループイフダンで150万円を元メガバンク為替ディーラーが運用した結果!?【鈴木拓也】

トルコリラ円の場合はループイフダンの値幅が50・100・150・200での設定になりますが、100~200くらいがリスク的にもおすすめです。そうなるとB100(ロングポジション)、S100(ショートポジション)どちらでも為替損益は大きく変わらないでしょうが、トルコの政策金利の高さを考慮するとやはりロングポジション中心がお得です。スワップポイントによるインカムゲインも期待できるからです。

トルコリラ円ポジションのポイント
レンジ相場ならスワップポイントを期待しつつ、B50の値幅が狙い目

底を打ったという思い込みは禁物

かなりのトルコリラ安になっているのでもう底を打ったかなという見方もできるとは思いますが、為替相場は何が起こるかわかりませんので思い込みは禁物です。利下げが引き続き行われる可能性もありますし、エルドアン大統領の決断によってはアメリカと緊張状態に陥る危険性もあります。そうなると1トルコリラ17円というサポートラインをブレークして、ストップロスを巻き込んでの大幅下落になるでしょう。

異変があれば即座に反応する態勢は重要になります。そういったリスクマネジメントができているのであれば、現状のトルコリラ円は買い時ともいえます。トルコは若い人口が多いため、労働力は充実しており、将来が豊かですので、長い目で見ると、今買って長期で保有するというやり方もあるでしょう。スワップポイントを欲張ってポジションを保有しすぎると、下落した際に強制ロスカットになりますので注意してください。

相場分析のポイント
トルコリラ円のさらなる下落もあるので、ポジション管理は重要!


スワップポイントの各社の比較は以下の記事をご覧ください。

記事:トルコリラ円スワップポイントのおすすめFX会社比較ランキング



トルコリラ円の見通しと稼ぐためのポイント【2020年】のまとめ

2020年はトルコの政策金利、アメリカとの関係の行方を見守りながらの取り引きになりそうです。レンジ相場が続いたり、上昇基調に転じた場合は、ループイフダンを上手く活用して、為替差益とスワップポイントで稼いでいきたいところですね。



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著者プロフィール

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鈴木 拓也
・公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
・メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経験
・東京工業大学大学院修士課程修了
・株式会社フィンテラス代表取締役
運営サイト:https://fx-megabank.com/

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