ボラティリティが増大してきそうです。増大に備えて先に証拠金を増やし、レバを下げましょう。【SSS】
ボラティリティが増大してきそうです。株価指数も怪しいです。コロナショックは回復したものの、果たしてどうなる。
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特に最近は、コロナショックがひと段落し、各国の景気もある程度回復しているように見えはしますが、株価指数をみていると高値を更新はできず、さらには下げ始めています。やはり各国とも急な支援はしたものの、その後の支援が続かず、次の支援がない状態にほうりだされた経済が一気に崩れる気がしております。また米中の対立も激化しており、次の大きな動きが来そうです。つまり、ボラティリティ増大が考えられるタイミングと思います。極めて強い警戒態勢をとっています。
何よりもコロナショックが明けた株価が回復したこのタイミングで、次のショックが来ると耐えられないと思いますね。
もしもこのショック明けでまだ完全回復していない間に、株価が一気に崩れ始めるとどうなるか。より一層のショックとなると思います。このショックは大きめのショックとなるでしょう。リーマンショックもサブプライムローンの破綻である、サブプライムショックから引き起こされており、ショックは連鎖する可能性が高いです。
次は各国政府も、資金を出し惜しみますし、中央銀行もこれ以上の資金を刷りまくるには、歴史が中央銀行総裁に対して大きな重圧をかけてきます。かれらは自国の通貨を刷り続け、価値を毀損し続ける、そんなに大それたことをできるのか。少なくとも資金は安全資産に逃避される状態が続くようになります。それが、円高を引き起こし、円売りの仕掛けは一気に大きな含み損を被る可能性が出てきます。円売りの仕掛けは、日本の中央銀行が設定する金利が低すぎるため、スワップポイントもプラスでつきます。そのため、ついつい仕掛けを増やしやすい状態が続きます。これが危ない。様々な通貨でスワップが高くプラスでつく通貨は、やはり買いのポジションが大きい傾向があります。
コロナショックは、ある程度各国の政府と中央銀行のケアで対応はできてきました。この後は、次のショック、ブレイクニュースに対して身構える時期です。様々なショックは常に起き続けますが、そのショックが起き続けたときに何をどうするか、これが次の安定状態を作り出す土台となっていきます。常に次の大きなショックに対応をしていく、これこそ日々稼ぎ続けるために重要な思想だと思います。
リスクリターン比を考えたFXを進めていきます。まずは何よりも証拠金を増やすことでリスクが減じます。
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どうしても証拠金が足りない場合は、両建ても証拠金を維持するための戦略となります。
慌てずに相場に相対するためには、両建ては十分な価値を持ちます。両建てしてしまうと、損失が固定されてしまいますが、為替の場合は上に行ったり、下にいったりと、大きな動きもいつかやってきます。そのタイミングまで待ち続け、そのタイミングが来たところで利確を進める方法となります。給与などで安定して証拠金が増やせたところで、大きめに片方のヘッジを外していければ、最終的に安定した利益が出せる状態を作ることができます。どうしても証拠金が足りないときには、これまでのポジションとは逆の方向のポジションを同時に持つ、両建てを行うことで、証拠金を減らさない維持するための戦略を組むことが可能です。例えば、ドル円と豪ドル円とカナダドル円で買いのポジションを持っていた場合、豪ドル円だけ両建てするなど、少しづつ両建てを駆使すれば、安定した状態が保たれやすいのではと思います。一気に全部のポジションを両建てにしてしまうのではなく、少しづつ両建てにしていくことで、より安定的に、びっくりするような損失の固定もなく進めることが可能になりやすいのではと思います。
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