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【初心者が最初に知っておきたい】FXとはなにか基本をわかりやすく解説【くまお教授】
こんにちは。くまお教授(@kumao__kumao)です!
今回はFXについてお伝えしようと思います。
FXとは簡単に言うと「いろんな国のお金を交換すること」。お金って国によって種類が違いますよね? それを交換することで、ちょっとした違いから利益を得ることができます(もちろん損失リスクもあります)。
この記事では、そんなFXの世界を、初めての人でも理解できるように、通貨ペアの基本から、うまく運用するコツ、リスクを管理する方法まで、一緒に学んでいきましょう。興味があったらぜひ最後まで読んでみてください。
<目次>
【はじめに】そもそもFXってなに?
FXとは「Foreign Exchange」の略で直訳すると「外国為替証拠金取引」です。
はい、よくわからないですよね。覚えなくていいですw
これを書いている私も暗記しているわけではなく、一度確認のため調べたくらいです。大切なのは用語ではなく中身を理解する方です!
「FXとはなにか?」もっとマイルドにいうと外国為替取引の略で、異なる国のお金(通貨)を交換することです。世界にはたくさんの国があり、それぞれに自分たちのお金があります。
日本には「円」があり、アメリカには「ドル」、ヨーロッパの多くの国では「ユーロ」を使っていることはご存知の通りだと思います。
例えばアメリカに旅行に行くとき、日本円をドルに交換します(海外旅行行きたい)。FXも同じようなものですが、旅行ではなくお金を交換して利益を得ようとする取引です。FXでは、お金を交換することで、価格の変動によって利益を得ることを目指します。
通貨の価値は変わる
通貨の価値は毎日変わります。例えば、今日140円で1ドルを買えたとしても、明日は141円になるかもしれません。このように通貨の価値が変わることを「為替レートの変動」と言います。
FXでお金を交換する
FXではこの為替レートの変動を予測して、お金を交換します。もしドルの価値が上がると予測したらドルを買います。そして予測が当たってドルの価値が上がったら、高く売って利益を得ることができます。
少額から始められる
FXはインターネットを使って少額から始めることができます。これはレバレッジという仕組みを使うからです。レバレッジについては後ほど詳しく説明します。
1.通貨ペアって何?
「通貨ペア」とは、FX取引で使われる2つの別の国の通貨の組み合わせのことです。通貨ペアは、一方の通貨をもう一方の通貨で交換することを指しています。
例えば最も代表的なものにUSD/JPYという通貨ペアがあります。これは、アメリカのドル(USD)と日本の円(JPY)のペアです。このように売買する通貨の組み合わせを「/」で区切って並べて表示します。
価格の読み方
通貨ペアの価格は、通常「1ドルは何円か」という形で示されます。例えば、USD/JPYが140だとすると、1ドルを140円で交換できるという意味です。
主要通貨ペア
FX取引ではいくつかの主要通貨ペアがよく使われます。例えば以下のようなものがあります。
- USD/JPY(アメリカドル/日本円)
- EUR/USD(ユーロ/アメリカドル)
- GBP/USD(イギリスポンド/アメリカドル)
これらの通貨ペアは、世界の経済で大きな役割を果たしている国々の通貨で構成されており、流動性が高いため取引が活発です。
初心者の方はまずUSD/JPY(アメリカドル/日本円)だけ押さえておけばなんとかなります。私は初心者のときにいきなりマニアックな通貨ペアを選んでしまって後悔したことがあります。
通貨ペアの選び方
通貨ペアを選ぶときは、その国の経済状況や政治的な安定性、そして市場の流動性を考慮する必要があります。また、自分が情報を集めやすい通貨ペアを選ぶことも大切です。
2.どうやってFXでお金を増やすの?
FXでお金を増やすためには、通貨ペアの価格が上がるか下がるかを予測して、その通りに取引を行う必要があります。これを「売買」と言います。売買には「買い(ロング)」と「売り(ショート)」の2種類があります。
買い(ロング)とは?
「買い(ロング)」とは、通貨ペアの価格が上がると予測したときに行う取引です。例えば、USD/JPYの通貨ペアを1ドル140円のときに買って、価格が150円に上がったらその差額分が利益となります。
売り(ショート)とは?
逆に、「売り(ショート)」とは、通貨ペアの価格が下がると予測したときに行う取引です。例えばUSD/JPYの通貨ペアを1ドル150円のときに売って、価格が140に下がったらその差額分が利益となります。外貨預金ではドルを持っていない状態で先に売るという行為が出来ませんがFXなら可能です。
利益を出すためのポイント
利益を出すためには、以下のポイントが重要です。
●経済ニュースをチェックする
経済ニュースは通貨の価値に大きな影響を与えます。例えば、ある国の経済が良くなるニュースがあれば、その国の通貨の価値は上がる可能性があります。
●チャート分析を行う
過去の価格変動をグラフで見ることで、将来の価格変動を予測する手がかりを得ることができます。
●リスク管理をする
取引にはリスクが伴います。大きな損失を避けるために、損切りのルールを設けるなどのリスク管理が必要です。
ただ上記に書いたことは最初は難しいと思うのでデモ取引をやりつつ慣れていけばいいです。
FXでお金を増やすには、通貨ペアの価格変動を予測して適切な売買を行うことが重要です。
これも「言うは易く行うは難し」ですけどね。
3.【レバレッジとは】大きな可能性とリスク
レバレッジは、FX取引において非常に重要な概念です。これは、投資家が少ない資金で大きな取引を行うことを可能にする仕組みです。レバレッジを使うことで、小さな市場の動きからも大きな利益を得るチャンスがありますが、同時にリスクも増えます。
レバレッジの仕組み
レバレッジを使うと、実際の資金以上の金額を取引できます。例えば、1万円の資金で10倍のレバレッジをかけると、10万円分の通貨を取引することができます。これにより、市場の小さな変動でも、大きな利益を狙うことが可能になります。
レバレッジのメリット
レバレッジの最大のメリットは、少額の資金で大きな取引ができることです。これにより、投資家は限られた資金で、より大きな市場の動きに参加することができます。
レバレッジのリスク
しかし、レバレッジを使用することで、損失も拡大するリスクがあります。市場が予想と反対の方向に動いた場合、損失はレバレッジをかけた分だけ大きくなります。
レバレッジの賢い使い方
レバレッジを賢く使うためには、以下の点に注意する必要があります:
●リスク管理
取引する前に、損失をどの程度まで許容できるかを決め、その範囲内でレバレッジを使用します。
●市場分析
市場の動向をしっかりと分析し、情報に基づいた取引を行います。
●経験を積む
実際の資金を投入する前に、デモ取引などでレバレッジの使い方を学びます。
レバレッジは、FX取引において大きな利益を得るための強力なツールですが、それに伴うリスクも理解し、慎重に使用することが重要です。
FXで失敗する人の失敗の多くがレバレッジのかけすぎです。
4.【FX取引の一日】実際の例で見る
FX取引は世界中で行われているため市場は24時間開いていますが、日本人が取引できる時間は朝から午後にかけてです。取引の活発な時間帯は、世界の主要な金融市場が開いている時間に集中しています。これらの市場は、東京、ロンドン、ニューヨークといった大都市にあります。
各取引市場の時間帯
●東京市場
日本の東京市場は、アジアの取引の中心です。ここでは、日本円を含むアジア通貨の取引が活発に行われます。東京市場が開いている時間帯は、日本の朝から午後にかけてです。
●ロンドン市場
次に、ロンドン市場が開きます。ロンドンはヨーロッパの金融の中心であり、多くの通貨ペアがここで取引されます。ロンドン市場は、日本の夕方から夜にかけて活発です。
●ニューヨーク市場
最後に、ニューヨーク市場が開きます。これはアメリカの金融市場で、世界で最も大きな市場の一つです。ニューヨーク市場は、日本の深夜から早朝にかけて活発です。
FX取引の流れ
FXを運用する人は市場が開いている時間に合わせて取引を行います。例えば、東京市場でニュースによって円が強くなると予測されたら、USD/JPYで「売り」のポジションを取るかもしれません。そして、ロンドンやニューヨーク市場でその予測が当たれば、利益を得ることができるかもしれません。
FX取引の一日は、世界の市場が開いている時間によって異なります。特に短期トレーダーはこれらの市場の開閉と経済ニュースに注意を払いながら、取引戦略を立てます。
5.FXをやるために必要なこと
FX取引を始めるためには、いくつかの重要なステップがあります。これらのステップは、FX取引を理解し、成功に向けて準備するために役立ちます。
市場の知識を身につける
FX取引を始める前に、基本的な市場の知識を身につけることが重要です。これには、通貨ペアの読み方、為替レートの動き、経済指標の影響などが含まれます。
取引プラットフォームを選ぶ
取引を行うためには、信頼できる証券会社の口座を開設する必要があります。証券会社の取引ツールで取引の注文を行ったり、市場分析ツールを使うことができます。
デモ取引で練習する
実際のお金を使う前に、デモ取引アカウントで練習することをお勧めします。これにより、リアルな市場環境で取引の感覚を掴むことができます。自分のお金を使うことなく試せるのでまずはデモ口座を使うと安心です。私もデモをもっと活用すれば良かったと思っています。
ここでこれを言っていいかわかりませんが、ぶっちゃけデモで向いていないと思ったら撤退するのも手です。
資金管理の計画を立てる
資金管理は、FX取引において非常に重要です。どれだけの資金を投資に回すか、一回の取引でどれだけのリスクを取るかなど、計画を立てる必要があります。
継続的な学習
市場は常に変化しています。最新の情報を得るために、ニュースを追いかけ、市場分析のスキルを磨き続けることが大切です。FXを始めるためには、市場の知識を身につけ、適切な証券会社やツールを選び、練習を積み重ねることが必要です。また、資金管理と継続的な学習も成功の鍵となります。
6.【まとめ】FXをうまく運用するためのポイント
FX取引でうまく運用するためには、いくつかのポイントがあります。これらの秘訣は、取引を行う際のガイドラインとなり、リスクを管理しながら利益を目指すために役立ちます。
学び続ける
FX市場は常に変化しています。成功するためには、最新の市場動向、経済ニュース、分析技術を学び続けることが重要です。
計画を立てる
取引を始める前に、明確な取引計画を立てることが大切です。これには、取引する通貨ペア、入るポジションのサイズ、利益を確定するポイント、損切りのルールなどが含まれます。
感情をコントロールする
感情に流されず、計画に基づいて取引を行うことが重要です。欲や恐れによって、計画を変更することなく、冷静に取引を行います。
リスク管理を徹底する
取引には常にリスクが伴います。リスクを適切に管理し、大きな損失を避けるために、損切りルールを守ることが重要です。
経験を積む
実際の取引を通じて経験を積むことで、市場の理解を深め、より良い取引ができるようになります。デモ取引での練習も有効です。
ここにずらっと書いてきたことを1から実践するのはハードルが高いのでまずはデモで実践しながら覚えていくのが一番手っ取り早いかもしれません。
アイネット証券のループイフダンでもデモアカウントがあります。
最後にわたくしくまおは以下もやっているので気になる方はご覧くださいまし。
● YouTube(くまお教授「資産運用してる?」)
● ブログ(資産運用してる?)
ほそぼそとやっています。
更新は亀ペースです(「・ω・)「!
基本はNISAとかiDeCoの情報がメインですが、見てくれる方のお金が増えるのに役立つ情報を発信しています。こちらもよかったらご覧くださいな。
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