【資産形成】誰もが当てはまる!?サンクコストを見直したら〇〇万円の節約効果
サンクコストを知ることでお金の正しい意思決定ができる!
あなたは「今まで払ったお金がもったいないから…」と悩んだ挙句、後悔した経験はありませんか?
もしあなたに思いあたるふしがあるなら、その心理を紐解くための重要なキーワード「サンクコスト」について知りましょう!
サンクコストとは、過去に払ってしまい、もう取り返すことができない金銭的・時間的・労力的なコストのことです。
そして、「サンクコスト効果」とは、「すでに支払ったコストを取り戻そうとする行動心理学」です。サンクコスト効果の影響を受けると合理的な判断ができなくなります。
そこで今回は、
・資産形成を邪魔する「サンクコスト効果」とは?
・身近にもあるサンクコスト効果
・【投資×節約】は最高の掛け算
の3つのトピックスで、正しいお金の意思決定をする方法について考えていきたいと思います!
お金にまつわる何気ない意思決定は、サンクコスト効果に大きく影響されています。
この機会にサンクコスト効果を理解して、より良いお金の考え方をマスターしていきましょう。
資産形成を邪魔するサンクコスト効果とは?
冒頭でも少し触れたようにサンクコストとは、過去に払ってしまい、もう取り返すことができない金銭的・時間的・労力的なコストのことです。
私たちは、このサンクコストを「もったいない」と強く感じます。
その気持ちが強すぎた結果、間違った意思決定を続け、将来、新たに無駄なコストを発生させてしまう人がとても多いです。
たとえば、あなたは映画のチケットを2,000円で購入したとします。
しかし、その映画の上映中、面白くないと感じましたが、すでに支払った2,000円のチケット代がもったいないと思い、最後まで映画を見続けて結局2時間という貴重な時間を浪費してしまいました。
このように、人はもう取り戻せないコストに惑わされて、将来に関わる意思決定をしてしまうことがあるのです。
身近にもあるサンクコスト効果
さて、先ほどの映画の話では、浪費してしまったのは2時間という時間ですが、私たちは大切なお金にかかわる意思決定まで、サンクコストに影響を受けて判断してしまいがちです。
結果、金銭的に大きな損をしてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サンクコストの1つとして、たとえば、スマートフォンの通信費があります。
通信費を安く抑えたいために、格安SIMへ乗り換えようと考えているにもかかわず、
・ずっと大手キャリアを使ってきた、
・端末の分割代金がまだ残っている、
・乗り換え手数料がかかるから・・・
といったサンクコスト効果によって格安SIMへ乗り換えられない方も少なくないはずです。
自身でも大手キャリアと格安SIMの月額料金の差を試算してみましょう。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えは、乗り換え手数料がかかったとしても数ヶ月使えば元が取れるはずです。
もう1つの例として、「電気代」があります。
電気代を今よりも安くしたいと思っていても、手続きが面倒くさい、手数料もかかりそう・・・という思い込みから、他の電力会社やプランを調べることすらしていないのではないでしょうか?
意外にも、自分にあった電力会社、プランを見つければ今の電気代より安くなるかもしれません。
スマートフォンの通信費、電気代ともに月々の料金で見れば大きな差はないかもしれませんが、長期的に見れば、浮いたお金で旅行にだっていけるかもしれません。
ほかにも、
・入会金を払ったのに、ほとんど通っていないスポーツジムの会費
・あまり使っていないサブスクサービスの月額費用
・大きく価格は下がっているのに塩漬け状態の株やFXのポジション
・内容をよく検討せず契約してしまった保険商品
など、意外にも身近なところでサンクコスト効果に惑わされて支払っているコストがたくさんあるかも知れません。
さて、あなたの家計では、月にいくらのコストが削れるでしょうか?
ひょっとすると、10万円以上、という方も!?
あなたもサンクコスト効果で発生しているコストを洗い出してみましょう!
投資×節約は最高の掛け算
いかがでしたか?
サンクコスト効果で発生するコストが、思いの他まとまった金額になることがお分かりいただけましたか?
サンクコスト効果を理解することは、大きな節約に繋がります。
節約して浮かせたお金は、旅行に行ったり、趣味に使ったりとあなたの生活を豊かにしてくれます。
しかし、節約して浮かせたお金を貯金したり、趣味に使うことは悪いことではありませんがお金を「増やす」ことはできません。
そこで今回おすすめしたいのは、節約して浮かせたお金を「増やす」ための「投資」です。
投資なら節約した金額に対してプラスアルファのリターンが将来的に期待できます。
貯める「節約」に増やす「投資」を掛け合わせることは、あなたの人生をより充実させることに繋がるでしょう。
でも、投資と聞くと、ハードルが高いと感じる方もいますが、実際には、高いスキルや知識が必要な投資ばかりではありません。
むしろ、安定した資産形成は、年間利益率にして3%や、5%といったリターンを、コツコツと複利効果で積み上げていくことなのです。
「それじゃあ、私の余剰資金では得られるリターンは限られてしまう」と感じる方もいるかもしれません。
しかしだからこそ、今の余剰資金だけでなく、毎月無理のない節約で少しずつ投資元本を増やしていく、いわゆる“入金力”を高めていくことが大切なのです。
コツコツタイプのあなたでも、小さな資金から5年後、10年後には思わぬリターンを期待できるかもしれません。
まさに投資と節約は最高の掛け算といえます。
とはいえ、節約をしすぎて日々の楽しみを我慢していては、資産運用は続きません。
そこで、まずはサンクコストつまり、金銭的・時間的・労力的なコストに目を向けていただきたいのです。
無理のない範囲で「投資×節約」で未来へ向けた資産形成にも目を向けてみてください!
まとめ
今回は、資産形成の大敵ともいえる「サンクコスト効果」についてお話ししてきました。
最後にまとめると、サンクコスト効果とは、「もったいない」「取り戻そう」という気持ちが合理的な判断を妨げてしまうという行動心理学です。
もったいない、が口癖の堅実な方ほど、サンクコスト効果に惑わされやすいと言われています。
特に、身近なところでスマートフォンの通信費や電気代、他にもサブスクの月額料金など、他にもっと安いサービスはないかと探してみると、意外と今よりも安いプランや会社が見つかるかもしれません。
そして、サンクコスト効果によって発生していたコストを少額からでも投資に回してみることも良いでしょう。
ぜひ、この機会にサンクコスト効果で発生しているコストを払っていないかチェックしてみましょ う!
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※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。