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2021/03/12
シストレ活用事例

20代で投資を始める方法とおすすめの投資のやり方とは?【鈴木拓也】

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#自動売買・シストレ
#NISA・iDeco
#お金の知識

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こんにちは、元メガバンク為替ディーラーの鈴木拓也です。

社会人としてスタートしたばかりの20代では、収入が多いわけではありませんので、投資なんて無理と考えている人もいます。しかし、投資は長期で行うほど効果がありますので、少額であっても20代から始めた方が有利です。今回は20代で投資を始める方法と、おすすめの投資についてお伝えしていきます。

【今回の記事でわかること】
20代から投資を始める方法
20代から始めるのにおすすめの投資



20代から投資を始める方法

投資を始めるためにはそのための資金が必要になります。毎月どのくらいの金額を投資に回すことができるのでしょうか?

家計を見直し、余剰金を確認する

まずは家計を見直すことから始めましょう。毎月どのくらいの収入があり、どのくらいの支出があるのかを確認します。生活費を切り崩して投資に回すのはNGです。投資は必ずしも元本を補償されているわけではありませんから、マイナスになる月もあります。そうなると生活ができません。

大切なことは、「余剰金で投資をする」ということです。実際のところ20代の場合、家計を見直し、節約しても余剰金はほとんどないかもしれません。しかも結婚や出産などに備えて安全資金として預貯金に回す必要もあります。

目安とすると、手取りの14%〜16%が余剰金です。20万円の手取りだと、だいたい3万円になります。安全資金として100万円の預貯金は必要ですが、そこまで貯めているといつまで経っても投資を始められません。ですから「2万円を預貯金に回し、1万円を投資に回す」といった割り振りがおすすめです。

投資は長期・積立

最初は1万円であっても、貯金が100万円を突破すれば預貯金に回していた分を投資に回すことができるようになります。少しずつでも投資額は増えていくでしょう。投資のポイントは「長期」と「積立」です。こんなわずかな金額を投資に回しても・・・と思うかもしれませんが、長期積立の場合、「複利」という大きな力が働きます。

仮に毎月3万円の投資だったとして、それが40年間継続されればどのくらいの収益になるのでしょうか?「投資信託」の利回りが平均しておよそ4%ですから、その数値で計算してみると、「40年後の収益はおよそ2,000万円」になっています。積み立てている元本がおよそ1,500万円になりますから、合計で3,500万円の資産ということです。毎月わずか3万円という少額の投資であっても、長く継続していくことによって、大きな資産を生み出します。

この複利効果を最大限発揮させるためにも、40代や30代からではなく、20代から投資を始めるべきなのです。ちなみに分散型でリスクの低い投資信託であっても、始めた数年の収益は厳しく、マイナスになるケースもあります。気持ち的にも低下しますが、ここで諦めることなく継続していくことで複利効果は大きくなり、収益もまた大きく伸びます。少額であっても長期で、積立を継続していくことを意識してください。

そのためにもまずは余剰金を作り出すことが大切です。うまく節約すれば、必ず余剰金を作り出せます。投資を始めるためにはまず家計を見直し、生活習慣などを改善して余剰金を作り出しましょう。

20代から投資を始める方法のポイント!
・家計を見直し、給与の14%から16%の余剰金を作り出す。
・余剰金は預貯金に回すものと、投資に回すものに分ける。

 

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20代から始めるのにおすすめの投資

投資といっても、株式投資や信託投資、FXや仮想通貨など様々です。20代から始めるのに最適な投資にはどのようなものがあるのでしょうか。

非課税で運用できる投資

運用益が非課税な投資には「NISA」、「つみたてNISA」、「iDeco」があります。投資を始めるのにはかなりハードルが低く設定されており、まずはここからという人も多くいます。

NISAの非課税期間は5年と短いですが、年間最大120万円までの積立が可能で、投資信託の他、現物株式など金融商品が充実しています。つみたてNISAの非課税期間は20年と長いですが、年間の積立は最大40万円で、金融商品も限定されています。毎月1万円からと考えると、つみたてNISAがおすすめです。ちなみにこのふたつを両方開設することはできませんので、自分のライフプランに合った方を選んでください。

iDecoについては掛け金が所得控除にもなり、節税にも繋がります。ただし60歳まで引き出すことはできません。あくまでも定年後を見据えた運用になるでしょう。サラリーマンだと毎月23,000円までが積立の限度額になっており、負担なく積立していくことができます。iDecoはNISAやつみたてNISAとの併用が可能です。

20代であれば、このような少額から長期に積立でき、リスクが低く、確実性の高い投資をまずはおすすめします。

ハイリターンを期待できるループイフダン

資産を効率良く増やしていきたいという気持ちが強いのであれば、「FX」(外国為替証拠金取引)という投資方法もあります。少額から始めていけますし、長期積立も可能です。FXの場合、手軽に始められて、いつでも取引できるというメリットがありますが、元本割れのリスクも高いという側面があります。FXを始めるのであれば、できる限りリスクを低く抑えられる方法を選択してください

おすすめはアイネット証券の「ループイフダン」です。投資初心者の場合、投資方法の勉強も必要ですが、経済について、分析方法についてなど様々な知識を身につけなければなりません。ですから最初はどうしても損失が出てしまいます。しかし、自動売買ツールであるループイフダンであれば、「どの通貨ペア」を「どのような値幅で売買するのか」という実績がランキングで紹介されており、設定すれば自動で取引を続けてくれるので簡単に始めることができます。

FXの世界は利益を出せるトレーダーが全体の2割と言われている中で、アイネット証券のループイフダンでは、2020年度前期(4月1日から9月30日)の調査で「平均利益率が14」となっています。口座数も2015年1月には5万人ほどでしたが、2020年1月には9万人を突破しています。成果が出るからこそそれだけ投資家も集まっているということです。

必要資金についても値幅やポジション数によってかなり低く抑えることができます。人気の通貨ペアのランキングと共に目安資金表も公式サイトに掲載されていますので確認してみてください。

投資の目的は人それそれで、「老後に備えて」、「経済の動きを知りたい」、「優遇を受けたい」などによって投資方法も変わってきます。「もっと早い段階からお金を増やしていきたい」のであれば、ぜひループイフダンを利用して資産運用を始めてみてください。

20代から始めるのにおすすめの投資のポイント!
非課税で運用できる投資
少額でもハイリターンを期待でき、リスクを抑えられるループイフダン



20代で投資を始める方法とおすすめの投資のまとめ

無理せずに余剰金で少しずつ投資していき、それを長く継続していくことが、20代で投資を始める大切なポイントになります。家計を見直し、複利効果を狙って早い時期から少しずつでも投資に回していってください。将来、それが大きな資産を生み出します。



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・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・当コラムにてループイフダンの実績を紹介する際に使われている「年利」は元金に対する年間の利益率を指しており、金利や利息を指すものではありません。

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著者プロフィール
鈴木 拓也
鈴木 拓也

公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

メガバンクの本店・香港支店で為替ディーラー業務を経験 ・東京工業大学大学院修士課程修了