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2020/12/17
FX投資

【超初心者向け】絶対に見るべきFXの経済指標は?傾向と対策をやさしく解説!【マネーR】

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・経済指標は具体的にトレードにどんな影響があるの?
・経済指標の発表がたくさんありすぎてどれを見るべきかわからない
・そもそも経済指標でそんなにトレードの影響が出るの?

と悩んでいる方のお悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する『FX初心者が見るべき経済指標まとめ』を読むことで初心者でもなぜ経済指標の発表が重要であるかを理解することができます。



何故、経済指標が重要なのか?

FX初心者の多くは経済指標という言葉を目にすることはありますが、内容が難しいからと敬遠されがちです。

しかし、経済指標は為替相場を大きく動かす要因の1つです。

経済指標を意識せずにトレードを続けていると、思わぬ損失を生み出してしまう危険性もあります。

経済指標は国の将来性や経済状況を判断する材料です。

経済状況が良ければ国の人気上昇に繋がりますし、必然的に通貨人気も高まります。

だからこそ、FXでは為替相場を大きく動かす要因となります。



経済指標で何が分かるのか?

経済指標を読み解くことで、各国の経済情勢を知ることができます。

全てを見る必要はありませんが、まずは経済指標についてもう少し掘り下げてみましょう。

FXで影響が大きい通貨とは?

経済指標は世界各国で発表されており、その数は膨大です。

しかし、FXでは注目されている通貨は決まっています。

FXで圧倒的な取引量を誇るのは米ドルユーロの2つです。

もちろん、日本人なら必ずチェックしたい円も重要です。

日本国内では大半の人が円で通貨の取引を行います。

特に米ドル/円の組み合わせは日本だけではなく、世界的にも取引量が多いので必見です。

国の景気がFXにどう影響するか

経済指標を読み解くことは、国の経済状況を知ることになります。

では、国の景気が具体的にどのような形でFXに影響が出るのでしょうか?

例えば、代表的な経済指標の米国雇用統計では、非農業部門雇用者数変化失業率が発表されます。

これらはFX為替相場に大きな影響を与える経済指標の1つです。

経済指標とは、前回の数値と今回の数値を比較することが基本です。

経済指標の発表1つによってチャートは大きく動きます。

それだけ世界における経済情勢は国の通貨に直結するので、極めて重要な情報です。

経済指標の種類

経済指標は大きく分けて4つあります。

世界各国でさまざまな経済指標が発信されているので、ほぼ毎日何らかの経済指標は発信されています。

経済指標の代表例は景気・雇用・物価・金利となっています。

この4つを解説していきます。

景気

各国で様々な経済指標が発表されます。

景気は経済的な成長を図るため、生産数などから計算します。

生産数が上がれば、経済的な成長を示しているので景気が良い傾向にあると言えます。

代表的な経済指標は「GDP」があります。

雇用

各国の雇用統計から国の経済状況を見ることができます。

主に就労者数と失業者数を示します。

各国の経済状況が良い傾向に向かっているかどうかの判断材料です。

物価

消費者と生産者の価格変動を確認することで、各国の物価に対する意識調査を行います。

主な経済指標はCPI(消費者物価指数)PPI(生産者物価指数)があります。

金利

各国の中央銀行が定めている金利です。

直接国の通貨に関わるので、経済状況への影響度は非常に高いです。

国の金利があがれば景気がいいとも言えますが、各国の政策金利にもよるので一概には言えません。

よく高金利通貨はリスクが高いと言われます。

代表的なトルコ(トルコリラ)は経済的に不安定な国ですが、金利が高いことで有名です。

その理由は少しでも多くの外資を確保しようとしている為です。

例えばドルを多く保持しているだけでドルの価値は下がりづらく安定します。

金利が高いからといって経済状況が良いとは限りませんので、注意しましょう。

FX初心者はどう対策すべき?

経済指標では前回の値と予測値というのが判断材料の1つです。

予測値通りだったのか、前回と比べて上がったのか下がったのか?

これらの情報を収集したうえで、自分なりの動き方を決めておくことが重要です。

例えば、前回と数値が変わらなかったとしても、予測値を下回っていれば、次の期待を持てずに売りが多く発生することも考えられます。

判断が難しいようであれば、少し様子を見るのも1つの手でしょう。



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FX初心者がチェックすべき重要な経済指標を紹介

ここまで経済指標がどういうものなのかを解説してきました。

では、ここからはFX初心者が見るべき重要な経済指標を紹介します。

FX初心者のうちはこれらをチェックし、慣れてきたら別の経済指標もチェックするようにしましょう。

米国の重要経済指標

米ドルはFXで特に取引量が多い通貨です。

最重要と言っても過言ではないので、優先的にチェックしましょう。

FOMC政策金利発表

FOMCは最も重要な経済指標です。
FXトレーダーであれば確実にチェックすべきです。

FOMC(連邦公開市場委員会)は米国の中央銀行のFRB(連邦準備理事会)が定期的に開く会合のことです。

約6週間ごとに開催され、年に8回、2日間にかけて開催されます。

政策金利発表は極めて重要であり、金利が上がると買われ、逆に下がれば売りが発生します。

事前の予想値を比較し、期待通りかどうかでレートが動きます。

FOMC議事録公表

政策金利発表も重要ですが、議事要旨の内容も重要な情報の1つです。

FOMCの開催から3週間後に議事が公表されます。

議事の内容でチャートが動くこともあるので、しっかりチェックしましょう。

議事は米国が今後どのように金融政策を進めるかの方針が読み取れる大切な情報です。

政策決定が満場一致だったのか、意見が分かれていたのかなどと言った情報も重要です。

雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)

FOMCと並ぶ重要な経済指標です。

アメリカの経済状況を非農業部門雇用者数と失業率から確認できます。

非農業部門雇用者数の数が増え、失業率が下がる程米国の経済状況が良くなっていることを示します。

日本の重要経済指標

日本人は円でペアを組むことがほとんどです。

ドル円のペアは世界的にも取引量が多いので、国内の経済指標も目を離せません。

日本金融政策決定会合

日本の中央銀行、日本銀行が金融政策を決定するための会合です。

年に8回行われており、2日間開催されます。

決定事項は会合直後に発表され、議事要旨は例外を除き3営業後には公表されます。

予想値と結果、政策内容を比較し、判断します。

日本の金融政策がどういう方針なのかを知ることができるので、内容次第では円のレートが大きく動きます。

金融政策は為替相場に直結しますので確実にチェックしましょう。

ユーロ圏の重要経済指標

ユーロはドルに継ぎ取引量が多いです。

日本でもユーロ円の通貨ペアを買う人はいるので、ユーロについてもぜひチェックしましょう。

ECB政策金利発表

ユーロ圏内の中央銀行である欧州中央銀行の役員で構成されるECB政策理事会の政策金利発表です。

ユーロについてもドルや円との違いはなく、事前の予測値との比較が基本です。



FX初心者が見るべき経済指標まとめ

  • 経済指標は情報収集をしてから予測する
  • 米国の雇用統計とFOMC政策金利、議事録発表は最重要経済指標
  • 日銀金融政策ECB政策金利も大きな影響を及ぼす

経済指標にも様々な種類がありますが、ある程度見るべきものは決まっています。

他にも重要な経済指標はあるのですが、慣れないうちは今回上げた例のみで十分です。

情報収集して冷静に予測することが大切です。

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