お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2019/06/11
シストレ活用事例

ループイフダン実運用レポート&含み損は友だちという考え方【秋川匡人】

秋川匡人title.jpg

 

loop-3.png

 

5月27日時点のループイフダン成績です。
資金1,500,000円でスタートして、確定した利益込みで1,683,344円。ちなみにこの金額は、一か月前の記事と全く同じです。つまりGWから5月末まで一度も利食いしていないということです。あまり戻らず、一気に下げたことが分かります。
ここから含み損益を差し引くと、1,513,982円ですね。
2017年1月から2年半運用して、たった1万4000円くらいしか儲かっていないことになります。
5月末時点での年間利益率換算は0.38%ですが、GW中は約2.5%でした。たしかにGW中より今はガツンと下がったのですが、それ以前に安定してプラスだったとはいえ、その時期の年間利益率がたった2.5%しかないことが問題です。

2017年、2018年のチャートを見ると、非常に狭い範囲でのレンジ相場が続いています。レンジ相場自体はループイフダンと相性が良いのですが、幅が狭すぎて注文がなかなかヒットしませんでした。

そして想定していたレンジの上限付近での値動きだったので、保有ポジションが非常に少なかった影響も大きいです。今月のもう一つの記事でも書きましたが、保有ポジションが多くないと利食いするときの破壊力が乏しくなってしまいます。想定レンジ内にあるなら、含み損だろうがたくさんポジションを持っているのが、ループイフダンの儲かりやすい状態です。

この考え方は、安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す裁量トレードとは、まったく別の発想です。裁量トレードでは含み損は悪であり、必ずどこで損切りをしないといけないと、おそらく皆さんも習ったはず。でも、ループイフダンなどのリピート系では、この考え方はむしろ稼げない発想です。持っているポジションは、将来的に利益に変わるものなので、できるだけたくさんあったほうが良いのです。プラススワップの方向なら、持っているだけで金利収入がありますしね。

 

<著者運営ブログをチェック!>

トレード12

 

【注意事項】

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。