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2019/02/18
シストレ活用事例

サトウカズオのトルコリラレポート【2019年2月18日週】

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【はじめに】

みなさん、こんにちわ(こんばんわ)!

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨のスワップポイントで、”ほぼ”生活しているサトウカズオです。

目的は「ほったらかしでお金を稼ぐこと」ですので、その手段のひとつとしてFX自動売買も稼働・運用させています。

ループイフダンはトルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨の取り扱いも開始しましたので、利用しない手はありません。

FX自動売買をするならFX初心者に優しく、低コストで、高スワップポイントが貰えるループイフダンはおすすめです♪

私も自腹で他のFX自動売買システムトレードツールと比較しながら稼働・運用していますので、よろしければ参考にしてください(笑

ところで、アイネット証券さんに聞いたところ、ループイフダンでのトルコリラ円やメキシコペソ円の設定幅については、現状より狭い値幅設定をローンチ予定でしたが、1月3日のフラッシュ・クラッシュを受けて、サーバの強化を優先するそうです。

そのため狭い値幅のローンチは少々遅れるそうですが、これは仕方がないですね。

サトウカズオはオーストラリアドルでも運用していますので、サーバ強化は大歓迎です♪

【忙しい人へまとめ】

●トルコ12月経常収支は5カ月ぶりに赤字転落へ

●トルコ経済の減速懸念は数値にも表れてくる

●欧州経済はもとよりアメリカ経済の減速懸念も

●しかし週を通してポジティブ材料多くリスクオン

●S&Pによるトルコ格付けは現状維持!

【2月11日週のトルコリラまとめ】

2月11日の週はおよそ1トルコリラ=20円91銭でこの週の取引を終了。

先々週(2月4日の週)終値の1トルコリラ=20円87銭より、4銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。
ドル円は1ドル=110円43銭と先々週の終値である109円77銭から66銭程度のドル高円安で推移しています。

トルコリラ円は、トルコ経済の減速懸念は現実味を帯びてきているものの、他の国と地域の経済はもっと悪いためトルコ経済は相対的に良い部類(※)となっています(笑

(※トルコの経済成長は減速しているものの、他の国と地域の経済はもっと減速している)

 

そのため結果的にトルコリラは底堅く推移しています♪

去年までのトルコリラと違い戸惑っているくらいです(笑

市場もトルコの国内政治・外交、経済が安定してきているのを認めている証拠ですね♪



トルコの政治経済

●トルコ12月経常収支

11月実績+11.0億ドル、市場予想-15.0億ドルに対し、実績-14.4億ドル!

●トルコ12月鉱工業生産

【前月比】

11月実績-0.3%に対し、実績-1.4%!

【前年同期比】

11月実績-6.6%、市場予想-7.5%に対し、実績-9.8%!

 

●トルコ11月失業率

10月実績11.6%、市場予想11.8%に対し、実績12.3%!

 

●トルコ12月小売販売

【前月比】

11月実績+0.2%、市場予想-0.7%に対し、実績-0.6%!

【前年同月比】

11月実績-6.0%、市場予想-2.7%に対し、実績-9.2%!



まずはトルコの経済指標。

先週発表されたトルコの経済指標は、数は少なかったものの、消費者物価指数(≒インフレ率)とともに政策金利の次に重要な経常収支の発表がありました。

結果は…、5カ月ぶりの赤字…。

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トルコ経常収支

TRADINGECONOMICS.COM様より

今までの経常収支の黒字化、そして今回の多少の経常赤字で済んでいる理由として、原油などのエネルギー価格の低迷はプラス要素としても、トルコ経済の景気減速による輸入量(輸入額)の減少と言うマイナスの要素もあります。

 

それは上記経常収支以外の数値にも表れています。

失業率は大きく上昇!

他の経済指標は鈍化どころかマイナスとなっています。

 

ただ現状トルコ経済の問題点は、

1、インフレ率

2、経常収支

です。

是非エルドアン大統領には、トルコ経済が鈍化しても、まずはインフレ率の抑制と経常収支の黒字化(多少の赤字はOK!)を優先して取り組んで欲しいものです。

3月末の地方選挙対策として積極財政(バラマキ政策=インフレ上昇圧力)をしそうで怖いですが、そこは我慢ですよ!

 

トルコ経済のインフレ率の低下傾向が続き、経常収支が黒字(もしくは若干の赤字程度)である限り、トルコリラは大きく崩れることは無いでしょう♪

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ですよ)



トルコの政治外交

先週のトルコの政治・外交面では、

 

【ポジティブ材料】

・特になし

 

【ネガティブ材料】

・ロシア・イランとの3者首脳会談は期待外れ

 

まあ毎週毎週、良い話がある訳ではないですが、期待されたロシア・イランとの3者首脳会談も、利害と思惑の不一致により意見がまとまらず、エルドアン大統領は逆にプーチン大統領に問い詰められて帰ってきています。

エルドアン大統領は強国の間を巧みに立ち回っていると思っているかもしれませんが、いい加減立ち位置をアメリカ・欧州側かロシア・中国・イラン側かはっきりするべきだと思います。



トルコリラの推移

週の高値は21円09銭くらい。

週の安値は20円76銭くらいでしょうか。

 

週の最高値は、週半ばの2月13日のロンドン時間。

週の最安値は、週終わり2月14日のニューヨーク時間、となっています。

 

世界的な経済減速懸念・リスク回避姿勢の台頭の中、トルコリラは頑張っていますね。

21円台で足場固めが出来なかったのは残念ですが、20円台半ばでは底堅く、レンジ相場となっています。

今週は21円台を回復し、しっかりと足場を固めて欲しいものです。

(さすがに23円以上への上昇は難しいと思いますが…)

頑張れトルコリラ♪



【2月18日週のトルコリラ予想】

トルコリラに関しては、

02月22日:2月?設備稼働率

などが予定されています。

今週は、住宅販売・住宅価格指数、景気動向指数なども発表されますが、注目は22日発表の2月 設備稼働率です。

2月実績:74.4%

市場予想:74.5%

トルコ経済の減速懸念は高まっていくばかりです。

この辺で「そうじゃないよ、トルコ経済はまだまだいけるよ好調だよ」と言う姿を見せて欲しいものですが…、現実は厳しそうです…。



【トルコリラ円の為替相場見通し】

トルコリラ円の為替相場見通しは、

20円00銭から22円00銭程度と予想します。

 

トルコリラは底堅い!

しかも以前に比べて安定しています♪

ただ…、正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ですよ)

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サトウカズオ
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