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2019/03/25
シストレ活用事例

レンジチャートで自動売買を利用しつつ、裁量で買いのスワップを得ます。【SSS】

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FX自動売買は通貨ペアのチャートが、レンジの状態を作ることを利用して利益を出します。

FXの自動売買システムは様々なものがありますが、どのシステムも、通貨ペアが作り出すチャートがレンジになることを前提として、何度も何度も取引するものが主体のシステムとなっております。例えば、このシストレちゃんねるを運営する、アイネット証券のループイフダンがありますが、このシステムも、基本は、何度も何度も売買を繰り返した、売買利益の積み重ねで、利益を上げ続けています。このため、ある一定まで上がった後は、ある一定まで下がってもらったほうが、何度も何度も、一定の金額の範囲で取引が積み重なりますので、証拠金が大きく膨れ上がらず、また無理のない値幅で取引を行うことができます。これが通貨ペアのチャートがトレンドで、ずっと上方向やずっと下方向で動いてしまっているとします。そうなると、利益を出すために、大きな金額の証拠金が必要となったり、片方の通貨が常に下がり続けていると、その通貨を買うポジションを持ってしまったときは、含み損が膨れ上がってしまいます。このためレンジである状態のほうが、ループイフダンをはじめとするFX自動売買においては、利益が出しやすい状態が続くと言えます。

 

レンジが続く可能性が高い先進国通貨ペアであれば、チャートが元の位置に戻ることがよくあります。

先進国通貨同士のペアに関しては、ある程度、ある一定の期間においては国力が拮抗することが多いですので、通貨価値も拮抗しやすいと思われます。特にアメリカドルやユーロ、日本円などは、現時点で積み上げてきた経済規模が大きいですし、民主主義、資本主義国家ですので、その通貨価値はかなり安定的に保全されています。これらの通貨ペアを扱って、アイネット証券のループイフダンのような自動売買を続ける場合には、チャートはある程度は、同じ位置に何度も何度も戻ってくる習性があります。そのため、20年〜30年程度の平均値をとると、その平均値をチャートが何度も通過することがわかります。例えばドル円なら100-110円あたりは過去10年で見てみても、何度も何度も繰り返し通り過ぎています。この100-110円というポジションで仕込んだドル円の売り、買いのポジションはどちらも、どのようにでも利益にできる可能性のあるポジションです。つまり、ある一定期間待っていれば、そのポジションは含み益が乗ってくる可能性があるのです。一度トレンドが逆方向で、含み損ができてしまっても、数年の長期で持っておけば、まずその含み損は解消できる可能性が高いのです。このチャートが元の位置に戻りやすい状態を利用して、ポジションを仕込むのも、かなり有効な手です。

 

どうせ戻ってくるポジション。戻ること前提ならば、利益が乗るまで売らなければ、買わなければ、反対売買をしなければいつか利益が出る可能性があります。

当然いつかはそうならない、戻ってこないときがくる可能性も必ずあります。しかし上記のように、かなりの確率で元の場所に戻ってくることが考えられるのであれば、ポジションは基本的には損切りをしなくても、よいことになります。一定期間待てれば、その間、特に問題なく資金が維持されていれば、戻ってくるまでにポジションを持って置き、そのポジションの位置まで戻った後、含み益が出たら初めて決済をすればよいと思っています。これは裁量のポジションも、損切りをしなくてもよくなる可能性があります。当然、いろいろな考え方がありますので、この考え方はその1つであり、絶対の話ではないのです。ただ、戻ることが前提のFX、先進国通貨の外為取引をしていると考えるのであれば、戻ってくるまでの間は、その他の自動売買での細かい利益確定もし続ければいいですし、裁量で失敗したポジションでもそのうちに利益確定ができるタイミングが来る可能性が出てきます。

工夫として大きな裁量ポジションを持つときには、スワップ受け取りとなるポジションを構築するのと「すくみ」手法を使うようにしています。

工夫としては、裁量で大きなお金を動かすときは、基本はスワッププラスの方向で長期に持てるようにしておきます。もしも裁量で大きなポジションを持ったのちに、予想とは逆に、相場が走って行ってしまい、トレンドができたとすると、その大きなポジションは大きな含み損を抱えつつ、時間をかけることとなります。そのため、時間を有効に活用するために、基本はスワップを受け取りになるように、裁量で大きな金額、大きなポジションを持つように仕掛けています。この裁量に対して、ループイフダンの自動売買システムや、私が普段ブログで提唱している、「すくみ」手法を使うことで、逆の動きを自動売買で行わせることで、裁量が大きくうまく当たれば、大きな利益、裁量が当たらなければ、スワップを取り続ける、また「すくみ」手法で自動的に為替差益を取り続け、利益を構築し続けることができます。このスワップ受け取りと「すくみ」手法、自動売買を使いこなすことにより、裁量で持った大きなリポジションも当たるまで待ち続けることができますし、淡々と入金などをしていくことで、むしろ少しずつより優位な値で、裁量を増やしていくことも可能となっていきます。FX自動売買のレンジを利用しながら、基本は自動売買で稼ぎつつ、裁量取引でも利益を出し、待ち続けた裁量取引のポジションはスワップ受け取りに使う。こんな感じでFXをしていくと、大変安定していきます。

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SSSの世界観

 

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著者プロフィール
SSS
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。